本場べこもちの講習

講座報告の合間にこれだけはお伝えしたい!

実は11月に、べこもちの本場下北半島むつ市の、べこもち伝道者のお二人による直々のご指導を、デコもちアソシエイツ本部にて受けてまいりました。

こちらのレジェンドお二人、畑中宏子さんと田向淳子さんは、青森県の郷土菓子べこもちの伝統的な作り方を伝える第一人者です。

団子粉を一回に１キロ使うほどの大きさと模様の多さは、まさに本場ならでは。それを手際良く捏ねて、たくさんの色とパーツに分け、一つの模様に組み立てる様子は、いくつもの目からウロコの裏技や、グラムやセンチの単位にこだわらず大らかに作業する家庭料理てき良さも含めて、実に勉強になります。

デコもち講師陣の私たち数十人に親切丁寧にご指導くださる人柄も温かく。私、持参した粉捏ね用ボールが小さかったのもあり団子粉が固く仕上がってしまっていたんですが(汗)、それも引き取ってあっという間に柔らかくしてくださり(スミマセン)、その後も組み立てを良く見てご指導いただきまして、本当にお優しい。

上記の写真の通り、直径10数センチほどの大きさで作りごたえのある「梅の木」のべこもちや、他にべこもちの中でも伝統柄で、かねてから絶対習いたかった「束ね」などを実習いたしましたよ。

べこもち技術講習会修了証

本場むつ市の修了証もいただきました。そして、持参した私物のべこもち本にも、お二人のお名前を記念に直筆でいただきました。ご指導内容もご本も宝物ですね。いつか現地むつ市にも習いに行きたいと本気で思います。そして、まずは、教わった伝統技術を正しく丁寧により多くの皆様にお伝えしていきたいと思いました。

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